アメリカ・カナダの国境、国際平和公園  2001年 8月
ウォータートン・グレーシャー国立公園


セント・メリー湖 ワイルド・グースアイランド


たくさんいるシマリス
グレイシャーのシンボル:マウンテン・ゴート

            
日程 ホテル 食事 アクティビティー トラブル・失敗 動物 その他


         
今回はユナイテッドによるサンフランシスコ経由スポーケンからの出発にしました。
サンフランシスコ→スポーケンは直行がないため、サンフランシスコ、シアトル経由スポーケンとなります。
スポーケンからグレイシャー国立公園までは約550キロ。車で飛ばしました。
国立公園滞在が中心で、トレッキング、乗馬、ボートなどを楽しみました。

ホテルは早期に予約を開始しました。国立公園内のホテルは数が少なく、特に人気のあるところは早く始めないと危な
いそうです。今回は特に周辺のまちのホテル情報に乏しく、園外の町からのアクセスもあまり良くないことからできるだ
け公園内のホテルを予約したいと考えました。(実際にはセント・メリーの町は非常に便利でした。)
ちなみにプリンス・オブ・ウェールズ・ホテル(POW)は11月1日の予約受付解禁時に申込を始め、以下のようにホテル
を予約しました。
            
これが今回のホテルの目玉、プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル
 (ここだけ少し高い。1泊だけ記念に!!)

《 日 程 》
1日目 18時、関空発UA809便にてサンフランシスコ経由でシアトルへ。 シアトルでトラブルのため飛行機に乗れず、空港近くのホテル・ハンプトン・インに宿泊。当初は1泊目、スポーケンのベストウエスタン・ペッパートゥリー・インに泊まる予定でした。
  ハンプトン・イン泊
2日目 シアトルから7:40発UA6893にてスポーケンへ。レンタカーにてスポーケン→セント・レジス→カリスペル→グレイシャー国立公園西口→ゴーイング・トゥー・ザ・サン・ロード(GTTS)→スゥイフト・カレント・レイクへ。 
  メニー・グレイシャー・ホテル泊
3日目 グリンネル氷河へのトレッキング。 
  メニー・グレイシャー・ホテル泊
4日目 2時間の乗馬。カナダへ入国。バッファロー・パドック→ウォータートン国立公園へ入り、アカミナパークハイウェイへ。
  プリンス・オブ・ウェールズ・ホテル泊
5日目 レッドロックキャニオン見学の後、ウォータートンを出て再びアメリカへ。ローガンパスからヒドゥン・オーバールックへのトレッキング。
  ライジング・サン・モーター・イン泊
6日目 トゥー・メディスン・レイクでモーターボートに乗る。夕方ビーバーポンドへのトレッキング。
  ライジング・サン・モーター・イン泊
7日目 ライジング・サン→西口→カリスペル→スポーケンへ。
  ベストウエスタン・ペッパー・トゥリー・イン泊
8日目 スポーケン5:55発UA6892便にてシアトルへ。8:25発UA1011便にてSFCへ。12:50発UA809便にて関空へ。
9日目 関空15:35着


《ホテル》
ホテル・ハンプトン・
イン
(シアトル)
シアトル空港から無料シャトルで7〜8分くらい。UAで用意してもらったので料金は判りません。 ノースモーキングの部屋で、キングサイズのベッドが1つ。結構広く、TV、アイロン、ドライヤー、コーヒーメーカー、シャンプー、コンディショナー、石鹸などあり快適でしたが、レストランはありませんでした。朝食を食べる所がありましたが出発が早かったので食べることが出来ませんでした。
メニー・グレイシャ
ー・ホテル
(スウィフトカレント・
レイク湖畔)
 スウィフトカレント・レイクが目の前に広がっているとてもいいロケーションで、1914年に建てられた歴史のあるホテルです。221室あり園内最大との事。
 外観はスイス風で、ロビーが天井まで吹き抜けになっており、ロビーの暖炉では早朝、火が入っていました。自由に弾けるピアノがありました。湖に沿った横に長い建物です。4階建てですがエレベーターはありません。
 私たちの部屋は3階で、たまたまポーターがいなかったので荷物を自分で持って上がったので大変でした。
 料金はスタンダード、ツインルームで128ドルでした。
 部屋は366号室で、レイクサイドとは頼んでいなかったのですが湖が一部見える部屋でした。
 国立公園内は大体そうですが、TV、電話はありません。洗面はバスルームではなくてベッドルームにあり、小さくて不便でした。ただミラーを開けると収納棚があったので助かりました。シャンプー、コンディショナー、石鹸はありました。
 メインダイニングの「ターミガン・ダイニングルーム」はとても広く、天井からスイスの州の旗がずらっと下がっていました。夕食は1日目10時ごろではもう終わっており、2日目、8時頃行って1時間待ちでした。予約した方がいいと思います。
 ニューヨーク・カット・ステーキ、プライムリブ・ステーキ(美味しかった!) 、ロースト・ダックをとりました。(メニューにビーフストロガノフがあったので取りたかったのですが品切れでした。)肉の焼き具合は両方「ミディアム(ここではピンクと言っていました。) 」と頼んだのですが、ニューヨーク・・・は焼きすぎで中もピンク色が残っていませんでした。プライム・・はちょうどいい感じでした。付け合せはベークドポテト、ライス(今ひとつ)、レッド何とかポテト(これが1番良かった)の中から選びます。
 朝食は6時半からで、ビュッフェ形式です。夕べの美味しかったポテト、オムレツ、ベーコン、ソーセージ、パンケーキ、トースト(メープルシロップをつける)、マフィン、ヨーグルト、フルーツなどですが、どれも美味しかったです。
 1日目に入った「スイス・ラウンジ」では、お子様用のチキンのフライ(美味しかった)、チキンペンネ(塩辛かった)、サンドウィッチ(まあまあ)をとりました。
 飲み物やお菓子などのショップは、フロントから見ると地下1階、湖側から見ると1階にあります。アイスクリームも売っており、結構充実していました。ロビーにはギフトショップがあります。 乗馬やボートツアーは、フロントではなくそれぞれ現地に行って予約します。

プリンス・オブ・ウェ
ールズ・ホテル(P・
O・W)
(ウォータートン)
 ウォータートンのタウンサイトに向かう途中、左手の丘の上にぽつんと建っている姿を見つけるととても感動しました。
 公式ホームページに「北米で1番絵になるホテル」と紹介されていましたがその通りだと思います。ウォータートン・レイクとタウンサイトを一望できるとても景色の良い所に建っています。
 1927年に建てられたホテルで、87室あり、ロビーは最上階まで吹き抜けになっていました。ロビーに入ると熊の像がありその奥に、ハイティーで有名なティールームがあります。
 さすがP・O・W、ポーターの男性がタータンチェックのキルトをはいています。
 エレベーターはありますがポーターが操作しなくてはいけないので、チェック・インの後、荷物を運んでもらうとき以外普通、お客さんは使わないそうです。よく判っていなくてもう一度乗せて貰いましたが、後は階段を使いました。
 料金はレイクサイドのツインルームで310カナダドル(日本円で22,000円くらい)です。部屋は4階でした。レイクサイドなのですが窓に網戸がありこれが開かず、すっきりとした景色が見られないのが残念でした。部屋の備品、雰囲気はメニー・グレイシャーホテルとほとんど同じです。
 ここで知り合いになった日本人の方と3人で、ロビーのティールームでハイティーを頂きました。お菓子は2人分単位でセットになっているので1セットとり、紅茶は3人分とりました。チップ込みで70カナダドルくらいでした。
 クッキー、サンドイッチ、シュークリーム、タルト、チョコなどあって2人で食べるには多分多すぎると思います。紅茶はティーパック(なんだか日本のガストとおんなじ感じで少しがっかりしました)を選ぶと、お湯の入ったティーポットが出てきて自分でティーパックを入れ、カップに注いで飲みます。
 蝿が多くて払うのが大変でしたが、景色は最高です。外にリスがちょろちょろしていました。
 メインダイニングには8時半頃行きました。夕方予約をしに行くと予約は要らないと言われましたが、その通りほとんど待たずに入れました。窓際の絶好の席に案内してもらったので、とても景色が良かったです。<一般的に禁煙席のほうが良い席を占めているみたいです。>プライムリブ(美味しかった)、サーモンステーキ(少し臭みがあった)、チャイルドメニューのチキンフライを取りました。食べ切れなかった分を寝てしまった子どものために持ち帰りたいと頼むと、パックに詰めてくれました。
ライジング・サン・モ
ーター・イン
(セント・メリー湖畔)
 G・T・T・Sの途中にあり、セント・メリーの町から車で7〜8分の所にあります。 広い敷地内の1番道路側の建物がフロント、ギフトショップ、レストランになっています。駐車場を挟んで山側にジェネラルストアがありその奥にロッジが点在しています。 私たちの泊まったロッジはツインで1泊92ドルでした。バスが無くてシャワーでした。やはりTV、電話などは無く、洗面台も他の国立公園のホテルと同じ感じです。
 (写真の通り、前日のホテルとは雲泥の差!!)明け方は真夏でも寒いのでヒーターがあります。
 ※「地球の歩き方」に「ランドリー有り」と書いてあったのでフロントで場所を聞くと「セント・メリーまで行かなくては無い」と言われました。
 国立公園内のレストランのメニューはどこもほとんど同じで種類も少ないのでそろそろ飽きてしまい、ここでは2泊しましたが夕食は2回ともジェネラルストアでカップヌードルを買ってロッジで食べました。
 2日とも備え付けのポットにお湯が無くて、紙コップに水を入れて電子レンジで温めてくれと言われました。フォークも品切れで、スプーンで食べました。(スプーンでも結構食べれるもんです!)他にハンバーガーやアイス、ハックルベリークリームソーダ(ファンタグレープみたいな味で美味しかった)、イチゴミルク、牛乳などを買いました。
 ライジング・サンにはキャンプグラウンドもあるので、薪を買いに来ている人もいました。
 夜は周りにほとんど明かりが無いので、夜中に外に出てみると満天の星空で天の川もはっきり見え、星の一つ一つが大きく見えました。本当に綺麗でした。
 朝食はここのレストラン「ツー・ドッグ・フラッツ・ラウンジ」でしたが、オムレツもフレンチトーストとハムも美味しかったです。待っている間、卓上のミニゲームで、挿したピンを抜いていくゲームがあり、子供たちがはまっていました
ベストウエスタン・
ペッパー・トゥリー・
イン
(スポーケン)
 場所はインターステート90号沿いで、276の出口を出て本当にすぐの所に在り、分り易かったです。空港から車で5分の所です。
 目の前にガソリンスタンドと、デニーズ(24時間営業)があり便利です。ホテルの中には朝食をとる所はありましたが、レストランが無く、代わりにデニーズがあるという感じです。
 夕食はデニーズに行き、シュリンプフライ、Tボーンステーキなどを取りました。どれも結構美味しかったです。ファミレスらしく、セットメニューが多かったです。
 24時間開いている室内温水プールがあり、中にジャグジーもありました。
 空港への無料シャトルは5時半から22時までで、ホテルからはフロントにお願いし、空港からはホテルに電話を掛けると迎えに来てくれます。ただ、私たちのフライトが5:55分発だったので前日にタクシーを頼んでおいて、4時半に出ました。(空港までのタクシー代8.06ドル+チップ)
 部屋はクイーンサイズのツインルームで、特別料金期間だったのでAAA(日本のJAFと提携)の割引より安く、1泊69ドル(プラス税10.9%)でした。結構広く綺麗で、TV、ビデオ、電子レンジ、電話など揃っていて備品も充実しています。


《食事》
バンコク
シアトル(タイ料理、空港近くの・・ホテルに隣接)
閉店間際(10時閉店)だったので、クイックメニューならOKとの事でチキンと野菜の炒め物・シーフードヌードル・焼そばのようなものとライスをとりました。
 ニョクマム?のような調味料が効いていて結構おいしかったです。ただ子供には辛すぎるものもありました。支払いは、親子4人で食べて33ドルでした。
Ravalli(カリスペルの84マイル南にある小さな町)
バッファロー・イン・レストラン西武開拓時代を思わせる店の内装でした。バイソン・イン・ハンバーガー、チーズバーガー、チキンバスケットを食べました。
 どれも美味しかったです。ただ、カリスペルのほうがずーっと大きな町なのでカリスペルまで行った方がたくさんレストランもあると思います。
「ターミガン・ダイニング」と「スイスレストラン」
メニー・グレイシャーメニー・グレイシャー・ホテルのメインダイニングの<ホテル欄を参照>
プリンス・オブ・ウェールズ・ホテルのメインダイニングとティールーム <ホテル欄を参照>
ウォータートンベイ・ショア・インのレストラン
フィッシュアンドチップス(とても美味しかった!)ビーフ・ディップ(サンドイッチ・あまり美味しくなかった)チキン・ケイジャン(今ひとつ)モッツァレラとハムのピザ12インチ(美味しかったけど大きかった)を食べました。
セント・メリー「スノー・グリル」
スイスシャレー風の店で入り口に花がたくさん飾られていて綺麗です。中は手前がギフトショップで奥がレストランです。
 ミートソースのベークドスパゲッティー(いまひとつ)フィンガーチキン(皮が硬かった)チーズバーガー、フィッシュアンドチップス(少し魚臭い)を食べました。
 精算は伝票を持ってきてもらってレジでします。サービス料が含まれていたのでチップは置きませんでした。
ライジング・サン「ツー・ドック・フラッツ・ラウンジ」<ホテル欄を参照>
 ライジング・サンで食事する所はここしかありません。
「Huckleberry Bros Family Restaurant」
セント・レジス(インターステート90号沿いの町、スポーケンから140マイルくらい東)
ホットドッグとハックルベリーレモネード、ハックルベリーアイスを食べました。どれも美味しかったです。
 ここにはガソリンスタンド、ギフトショップ、コンビニ、カジノまでありました。
シアトル空港
シナボンの店シナボンは1個2.83ドルで、美味しかったのですが大きすぎて1人では食べ切れませんでした。バーガー・キングチキンとクロワッサンハンバーガーが美味しかったです。


《アクティビティー》
トレッキング
グリンネル氷河
(ボートツアーはフロント
デスクではなく、ホテル
前の湖畔の小屋で受
付。往復で1人大人11ド
ル、子供5.5ドル。)


 前半はボートに乗ってショートカットしました。もっとも早い9時発のボートを予約しました。(8時半のボートもありましたがガイドツアーの参加者しか乗れないようです。)ボートに乗るとき眺めがいいのは舳先だと教えて貰ったのですが、天気がよくて暑そうだったので中に入りました。ガイドは付かないのかと思っていましたが、グリンネルレイクへのガイド(パーク・レンジャー)さんがいて、いろいろ解説してくれました。英語なのであまりわからないのが残念ですが。 
 カナダガンがいました。しばらく行くと山の中腹にブラックベアの親子がいて、その50mほど下をハイカーが歩いていました。船から騒いでいるとそのハイカーも気付いたらしく上を見上げていましたが、考えてみれば恐ろしいです。
 湖の端まで行くと桟橋があり、降りて200メートルくらい?歩いてジョセフィン・レイクの桟橋に着いてまたボートに乗り湖の反対の端まで行きました。
 ここからガイドさんと別れてグリンネル氷河に向かいましたが、ほとんどの人はガイドさんと一緒にグリンネル湖に行きました。ガイドさんの話によると帰りの舟は4時45分が最終ですが混むので3時45分の方がいいとの事でした。
 グリンネル氷河まで6キロと表示があり標高差は490メートルです。 湖沿いの道を右手に少し行くとメニー・グレイシャー・ホテルからのトレイルと合流し、すぐにきつい登り坂となりました。登るにつれてジョセフィン湖、そしてグリンネル湖がきれいに見えて来ました。あとは氷河の手前まで緩い登り坂です。途中ヤナギランやエフデグサその他名前のわからない花がたくさん咲いていて綺麗でした。また、いくつもの滝があり冷たくて気持ち良かったです。
 2時間ほどかけて登った最後の30分くらいはまた結構きつい登りでした。 登りきると氷河湖が見えました。氷のかけらが浮かんでいてとても神秘的です。日本から持ってきたレトルトのご飯にふりかけをかけて梅干と食べました。娘はこの旅行中で一番美味しかったと言っていました。氷に触ったり氷の上に乗ったりして、子どもたちは大喜びでした。
 氷河湖畔で途中、急に雨が降りだし、突然真冬の寒さに変わり驚きました。雨はすぐに上がり、山を降り始めるときには真夏の暑さになりました。服を重ね着したり脱いだり、カッパを着たり脱いだりと温度調節が大変でした。
 のぼりを頑張ったせいか、娘はだいぶバテています。3時45分の船に間に合うようにと急ぎました。 帰りはずっと暑かったので途中の滝の水が気持ち良かったです。地リスやシマリスが沢山いました。ハックルベリーらしき木の実がありましたが、素人なので食べるのは辞めました。途中、行きには無かったハックルベリーの実の様な物が含まれた糞がありました。熊のものでしょうか。幸い遭遇しませんでしたが。
 ようやくジョセフィン湖に到着。朝9時50分にジョセフィン湖を出発しグリンネル氷河に午後12時半に到着、1時5分帰路につき再びジョセフィン湖に戻ったのが3時半でした。行きも帰りも2時間半かかりました。凄くのどが渇きました。水は持って行っていたのですがお昼ごはんのときに皆飲んでしまったので無くて辛かったです。船を待っていると濾過器で湖の水をこして飲んでいる人がいました。凄く羨ましかったです。(でも、やはりマズかったのかほとんどは捨てていました。)
 4時ごろようやく帰りの船に乗船できましたが、ジョセフィン・レイク桟橋とスイフトカレント・レイクの桟橋まで歩きは、疲れていたのでひどくきつく感じました。子どもたちは船の中でぐったりしていました。
トレッキング
ヒドゥン・オーバールッ

(景色も良く、比較的短く
快適なトレイルでした。)
 ローガンパスのビジターセンターへ行き、建物の裏手からトレイルを歩き始めました。真後ろのクレメンツマウンテンに向かって歩きます。片道40分です。木の階段の勾配はそんなにきつくないのですが、長いので結構疲れました。
 ジリスがたくさんいました。花がとりどりにたくさん咲いていて綺麗です。終点近くにはシロイワヤギが3頭いました。
 トレイルの終点は低い松林で、その間に木の歩道が敷いてあり、眼窩にヒドゥンレイクが見えます。6時ごろ登り始めて到着したのが6時40分頃だったので少し日が翳っていてあと30分くらい早く着きたかったなと思いました。
 帰り道、途中までシロイワヤギの親子が私たちと同じペースで山を降りてくれました。子供のヤギが母親に遅れそうになると小走りで追いかける姿が可愛らしかったです。途中の小川の水が冷たくて気持ちいいので、子どもが小川を見つける度に顔を洗っていました。
トレッキング
ビーバーポンド

(まるで肝試し! 約6
キロ、1時間半、迫力の
トレイルでした。)
トレイルガイドを見て、ビーバーが見れるかもと思い、行ってみることにしました。セント・メリーの町の手前で右折して、ヒストリック・レンジャーセンターの横から始まるトレイルを歩き出しました。時間が遅かったので誰もいません。細く草ぼうぼうの道です。林の中はなんとなく薄気味悪く、熊が出ないか心配で手を叩いたり歌を歌ったりして必死に進みました。またハクトウワシを見る頃が出来ました。ようやくビーバーポンドらしい池につきましたが鴨がいるだけでビーバーもダムもありません。とにかく怖くて、少し行けば別のトレイルに出られるはず、と急いで進みました。ようやく車が通れるくらいの幅の広い道に出てホッとしました。右に向かっていけば出発点に戻れるかと思い切って進み、何とか明るいうちに駐車場にたどり着くことができました。(結局、トレイルの間、誰にも会いませんでした。)
乗馬
メニー・グレイシャー
料金は2時間で40ドル(出発時間はAM8:30、10:45、PM1:15、3:30)です。その他、半日70ドル、1日100ドル、1時間25ドルというツアーもありました。
 前日の朝行って翌朝8時半発の2時間のライドを予約しました。当日は10分ほど前に行き、書類にサインし支払いをしました。説明を聞いてから1人ずつ呼ばれて馬に乗りました。 ビデオは禁止、カメラはOKです。大きな荷物は預かってくれます。ポシェットは袋を貰って、その中に入れて鞍に付けて貰いました。8歳の娘は足が届かないので別のあぶみをつけてもらいました。
 先頭はガイドさんで、私たち4人が続き、そのあとほかの3人グループの順でした。始めは森のなかで、とても気持ちの良いコースです。細い道でデコボコしていますが去年よりずっと楽です。左手にLake Sherburneを見ながら進みます。山々の景色も本当に綺麗です。
 馬はよく立ち止まって草を食べます。息子の馬は素直でしたが、娘の乗った馬は道草を食べて言うことをきかないので、ガイドさんが戻ってきて鞭を持たせてくれ大喜びでした。でも叩いてもちっとも痛そうではありませんが、従うようになりました。きっとくすぐったいので言うことを聞く様になったのでしょう。叩くと草を食べるのを辞めて走ります。
 娘は「最初走るのは怖かったけど慣れたら面白かった」と言っていました。
 小川を渡り開けたところで少し休憩しました。また森の中の道を歩き、行きにあった分岐点で元の道を帰りました。きっちり2時間で戻りました。
 ボート
トゥー・メディスン・レイ
11時から午後1時まで2時間一隻30ドルでした。ライフジャケット付け乗り込みました。モーターはバッテリーをつないで動かします。あまりパワーがありませんがのんびりもいいものです。ボートの操作はほとんど子供たちがしました。
 湖畔の林のてっぺんにハクトウワシがいました。日差しが暑く帽子と水が欲しかったです。暑さで疲れたので2時間になる前に切り上げて戻りました。すぐジェネラルストアに行って水とゲータレート、チェリー水を買って飲みました。


《トラブル・失敗談》
予定の飛行機に搭
乗できず!
 行きのシアトルでの事、2時間ほど待ち時間があったのでゲートをN13と確認しで待っていたのですが、ぎりぎりになっても搭乗が始まらないので確認に行くと、途中でゲートがN12に変更になったとの事。この時まだN13に「スポーケン」の表示が出ていて、係の人が慌てて「ポートランド」に変更しました。N12に行くと「遅すぎます。あと3席しかありません。」と言われてしまいました。
 座席番号も決まっていたし、出発までまだ10分ほどあったのに・・・。呼び出しも受けていません。 結局乗れませんでしたが、翌日朝一番の便に振り替えてもらい、シアトル空港近くのホテル・ハンプトン・インをとってもらいました。
 代金はUAが負担してくれました。さらにお詫びとして一年間有効のトラベルクレジットを4人分とディナークーポン(時間も遅かったしホテルにレストランがなかったので使えませんでしたが)、軽食クーポン (翌朝空港のバーガー・キングで使いました)もいただきました。
 乗れないとわかった時、すぐにその場でアメックスの日本語通訳サービスに連絡させてもらい交渉を代わってもらいました。また、スポーケン空港でのレンタカー予定変更、宿泊予定のホテルキャンセルの連絡もしてもらいました。
 アメックスは24時間フリーダイヤルで日本語対応してくれるので本当に助かりました。
 途中からUAエクスプレスの日本人スタッフの方がきて、もう一度日本語で詳しく説明して下さいました。荷物が先にスポーケンに行っている為トラベルセットを用意してもらい、それからホテルのシャトル乗り場まで送って下さいました。
 泊まったホテルにレストランが無かったので隣のホテルにあるタイ料理のレストランに行って遅い夕食をとりました。(食事の項目参照) 翌朝はまたホテルの送迎バスで空港に向かい、チェック・インし、朝一番のフライトで無事スポーケンに着きました。
 昨日先に行ってしまったスーツケースは、きちんと鍵のかかった棚に保管してありました。荷物を受取り、レンタカーを借りて出発。結局、最初の予定とほとんど変わらない時間にスポーケンを発つことが出来ました。
時差
(国内の時差に要注意)
ワシントン州のスポーケンでレンタカーを借りてモンタナ州まで走ったのですが、ホテルに到着が遅れるとの連絡を入れる時に1時間の時差があるのを分っていなくて「7時頃着けると思います」と連絡してしまい、結局到着したのは8時過ぎでした。フロントの人は「ノープロブレム」と言ってくれましたが…。   遅く到着してキャンセルされたことがあるのでゾッとしました。
ホテルのトイレの
故障
メニー・グレイシャー・ホテルでの事、トイレが壊れていて流すとあふれそうになってきたので、夜遅くフロントに電話しました。修理の人が見に来てくれましたが今日は直らないとの事なので、いちいち1階トイレまで行かなくてはいけませんでした。翌日、グリンネル氷河へ行って帰ってきたら直っていました。ヘトヘトに疲れていたので1階のトイレまで行かなくてよくなったので嬉しかったです。

《動物》
シロイワヤギ
GTTSの途中、ローガンパスからほんの少しマクドナルド側に降った所。左手に駐車場があります。夕方でした。5.6組の親子がいて、すぐそばまで行っても逃げません。のんびり草を食べていたり、子供同士じゃれ合っていたり、子山羊がお母さん山羊に甘えて擦り寄ったり乗っかったりしていました。
 ヒドゥン・オーバールックの展望台近く、これも夕方。展望台の手前で潅木の間に3頭寝そべっていました。ここのシロイワヤギも人を怖がる気配がありませんでした。また、私たちが山を降り始めると1組の親子のシロイワヤギが一緒に歩き始めました。子山羊がチョコチョコとお母さん山羊の後を追いかける姿がとても可愛らしかったです。
ビックホーンシー

ウォータートンのタウンサイト。POWホテルで知り合った一人旅の日本人の次のホテル予約が入っていなかったため、急遽紹介されたタウンサイトのホテルへ車で案内しました。
街中のウォータートン・ロッジ前に雌のビックホーンシープがいました。ついて行くと芝の上に座って休憩しましたが、目の前で見ていても逃げません。
ブラックベア
セント・メリーの町からウォータートンに向かう道(公園外)、夕方7時半頃120キロのスピードで走っているときに路肩に立っていて、結構前から気付いていましたがすぐには停まれず停まって振り返ると道を渡って森に入って行きました。結構大きいブラックベアでした。
セント・メリー湖畔のGTTSをライジング・サンからセント・メリーの町に向かう道道を渡って脇の林に入ろうとしていました。
 スゥイフト・カレント・レイク、朝9時過ぎグリンネル氷河に行くためにボートに乗っている時、右手の山の中腹に親子のブラックベアがいました。遠かったので小さくしか見えませんでしたが。50mほど下のトレイルを人が歩いていて大丈夫かなと気になりました。
ミュールジカ
ウォータートン、タウンサイトからP・O・Wを過ぎて少し行った右手の丘、早朝POWのベストショットを撮ろうと車を停めた道端に7.8頭の雄の集団がいました。ゆっくり草を食べていました。
ジリス
そこらじゅうにいました。結構大きいです。
シマリスもいろんな所にいました。 
ハクトウワシ
トゥー・メディスン・レイクモーターボートに乗っているとき、湖畔の木のてっぺんにとまって餌を食べていました。
ビーバーポンドへのトレイルどこからともなく飛んできて、これも木のてっぺんにとまりました。他の鳥と違い、かなり風格があります。
バイソン
ウォータートンのバッファロー・パドック 下記《その他》参照
その他
グリズリーベア:メニー・グレイシャー・ホテルの、湖に向かって右手の山、夕方8時前残念ながら、私たちがメニー・グレイシャーに到着するほんの少し前に見えなくなったとの事。もう少し早かったら親子のグリズリーが見れたそうです。
ビーバーウォータートン国立公園のゲートの手前ビーバーは見ていないのですが、公園ゲートの手前の川にビーバーの巣がありました。


《その他》
国立公園の入園料
グレイシャー国立公園
車1台10ドル(7日間有効)ウォータートン国立公園・・・・車1台1日8CANドル、日数が増えても割引はありません。
セント・メリーの町GTTSの東のゲートを出てすぐの所にあり、T字路になっている所の近辺にガソリンスタンド、ギフトショップ、レストラン(スノー・グリル)、ハンバーガーショップ、ホテル、スーパー、巨大なコインランドリーと一通り揃っています。すべて歩いて回れる距離というか、大体見渡せる所にあります。とても便利そうだし、どの建物も新しい様で、センスもいいのでここに泊まったらよかったかなと後悔しました。
バッファロー・パドック
(ウォータートン国立公園のゲートを出て少し左に行った所)
パドックに入って進んでいくと左手に柵の開いている所があって、そこを入るとバッファローが20頭くらいいました。大きくて迫力があります。車の中だからいいですが、怖いくらい近くにいます。目の前を横切って行ったりします。子供のバッファローもたくさんいました。
 
カリスペルのパレード
カリスペルの町に入るとお祭りのパレードの最中でした。メインストリートが通行止めになっていて動けなくなってしまいました。でも西武開拓時代の衣装の人たちや騎馬隊、トレーラーの荷台のオーケストラなど見れました。パレードの最後はパトカーでその後から2台のロードスイーパーがついてきて即掃除をしていきます。
ゴーイング・トゥー・ザ・サン・ロード
(G・T・T・S)
ローガンパスに向かう道はとても景色が雄大できれいでした。でも道が狭く山側は岩が剥き出しで迫っていて、谷側の路肩は低いレンガを積んであるだけなのでちょっと怖かったです。
ユナイテッド・エクスプレス
(シアトル→スポーケン間)
行きに乗れなかったというトラブルはありましたが、サービスは良かったです。30人乗りのプロペラ機で、始動のとき手でプロペラを回していました。40分のフライトで、飲み物とお菓子が出て、お菓子が美味しかったのでずうずうしく追加をお願いすると快くたくさんくれました。スチュワーデスさんも感じのいい人でした。


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