2020年2月15日~22日
コスタリカ・パナマ 

日時 時間 所要時間    ケツァール
2月15日 自宅出発
4:45 関空のオフィシャル駐車場に駐車
6:30 関空発
 全日空NH3820便 1:10
7:40 羽田着 羽田第二ターミナル
10:25 羽田発 2:40
 全日空NH112便 11:40
7:05 アメリカ、シカゴ着 6:35
13:45 アメリカ、シカゴ発
 コパ航空CM229便 5:31
20:16 パナマ着 1:41
21:57 パナマ発
 コパ航空CM458便 1:23
22:20 コスタリカ・サンホセ着 サンホセ泊   アカメアマガエル           
ゴジツアー迎え Hotel Balmoral San Jose
2月16日 ホテルにて朝食
10:00 ゴジツアー迎え
12:00 サンヘラルドデドータ到着
アレックスさんレストランにて昼食
15:00 ケッツアール観察
17:00 ロッジ着 サンヘラルド・デ・ドータ泊
アレックスさんレストランにて夕食 Miriams Lodge
2月17日 5:45 ゴジツアー迎え
ケッツアール観察
8:00 アレックスさんレストランにて朝食
9:00 ゴジツアー迎え
13:00 サラピキ、ピエレーラ自然保護区着
ロッジにて昼食   ニショクキムネオオハシ        
チョコレート作り体験など
ロッジにて夕食 サラピキ泊
ナイトツアー Pierella Ecological Garden
2月18日 ホテルにて朝食
10:00 ゴジツアー迎え
12:00 スターバックスコーヒー農園 2:00 カフェで食事、買い物
DOKA農園
Britt農園 サンホセ泊
夕方: サンホセ到着 Hotel Balmoral San Jose
2月19日 ホテルにて朝食
8:30 ホテルチェックアウト
サンホセの空港着   スターバックスコーヒー         
11:30 サンホセ発
 コパ航空CM163便 1:21
13:56 パナマ、パナマシティー着
ホテルにチェックイン
スーパーで買い物 パナマ泊
アルブルック・ショッピングモール DoubleTree By Hilton Panama City
2月20日 ホテルにて朝食
チェックアウト フロントで荷物を預かってもらう
パナマ運河
カスコ・ビエホ観光(歴史地区)
ホテル 荷物引き取り
16:00 空港着  パナマ運河          
18:13 パナマシティー発
 コパ航空CM302便 7:32
22:45 ロサンゼルス着 11:55
2月21日 10:40 ロサンゼルス発
 ユナイテッド航空UA32便 11:50
2月22日 15:30 成田空港着
京成直通特急にて移動 5:00
羽田空港着
20:30 羽田空港発 NH97便 1:20
21:50 KIX関空着
22:30 駐車場→自宅へ



●同じツアーHAYASHIさん撮影の写真です。(機材と腕が違います!!)


タイガーフロッグ

グリーンイグアナ

 ヅングリキツツキ

?ハチドリ

ドングリキツツキ

ケツアール

ケツアール

ウイルソンアメリカムシクイ


ドングリキツツキ

クロキモモシトド

?ハチドリ

?ハチドリ


ホノオフウキンチョウ


?ハチドリ

オナガレンジャクモドキ

ヒメコンドル

?ハチドリ


バフムジツムギ(国鳥)



ホノオフウキンチョウ

ドングリキツツキ

?ハチドリ



ルリミツドリ

コンゴウクイナ

ズグロミツドリ雌

キバラタイランチョウ






アカメアマガエル

アカメアマガエル

ミツユビナマケモノ

ニショクキムネオオハシ

ウイルソンアメリカムシクイ

アカメアマガエル

グリーンバジリスク

ソライロフウキンチョウ

ナツフウキンチョウ

ズグロミツドリ雄


キバシミドリチュウハシ


●こちらは自身の撮影(HAYASHIさんと重複する鳥の写真は省いています)

サンヘラルドデドータ昼食

サンヘラルドデドータ

サンヘラルドデドータ

サンヘラルドデドータ夕食

サンヘラルドデドータ

サンヘラルドデドータ

サンヘラルドデドータ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ピエレーラ

ラ・パスの滝

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

スターバックス

ドカコーヒー

ドカコーヒー

ドカコーヒー

ブリットコーヒー

ブリットコーヒー

ブリットコーヒー

サンホセ 皇朝

サンホセ 皇朝

サンホセ空港

サンホセ空港ラウンジ

ドカコーヒー

パナマシティ

パナマシティ地下鉄

パナマ運河

パナマ運河

パナマ運河

パナマ運河

アルブルックモール

アルブルックモール

アルブルックモール

アルブルックモール

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

パナマシティ

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

カスコビエホ

パナマ・ホテル

パナマシティ

パナマシティ地下鉄

パナマシティ地下鉄

アルブルックモール

アルブルックモール

アルブルックモール

アルブルックモール

アルブルックモール

アルブルックモール

カスコビエホ

パナマシティ

カスコビエホ

ホテル・バルモラル

2月15日(土) …関空-羽田-シカゴ-パナマ-サンホセ

午前3時25分車で自宅出発。午前4時45分関空着。
予約していたオフィシャル駐車場に車を止めて全日空のカウンターでチェックイン。国内線なので1時間前にオープンです。
預け荷物のタグはサンホセまでになっていますが、シカゴ経由なので一旦シカゴでピックアップして預け直さなくてはいけません。
保安検査を通ると早朝なので店はほとんど閉まっています。

午前6時15分搭乗開始。スターフライヤー航空羽田行きは、定刻より早く出発。オニオンスープとコーヒーをそれぞれ頼みました。コーヒーにチョコがついていました。

左の窓から富士山が見え、右の窓からウミホタルが見えました。10分早く羽田に到着。国際線ターミナルへはバス移動で結構遠いです。優先搭乗から入ったので結構空いていました。全日空のファーストラウンジへ。受付の右がファースト、左がビジネスです。
ファーストはゆったりしています。飲み物は席まで持ってきてくれました。ビュッフェの食事は洋風のオードブルが美味しかったです。和風もおにぎりや稲荷などありました。ヌードルカウンターがあったのできつねうどんを食べました。


ノートに貼った日程表が剥がれてきたので受付の時「糊があったら貸していただけますか」と聞いたので、探して後で席まで持ってきてくださいました。

午前9時50分ラウンジを出てゲートへ。ファーストクラスは私たち2人だけで「貸切ですと」のこと!8席しかありません。トイレは一人一つ状態です。1-2-1の配列で真ん中2席にしました。2席の間の仕切りは開けることができますが、身を乗り出さないと顔が見えません。CAさんは「どちらへご旅行ですか?」とか色々と話ししてくれます。

アメニティーは、おしゃれなグローブトロッターのスーツケースを小さくしたボックスで、中身はザ・ギンザの高級化粧品です。
「お着替えされますか」と声を掛けて貰ったので部屋着に着替えます。トイレに案内して貰ったら中の足元に着替え用の台があって着替えやすかったです。部屋着もオシャレです。
ウェルカムドリンクはグリュッグのシャンパンと信州産ワイン用のぶどうジュース。つまみは竹炭のスティックパイとソース、スモークサーモンの串とエビの串でどちらも美味しいです。ソニーのヘッドホンの音も凄くいいです。本来ならWi-Fiが使えるそうですが機器の故障で使えないとのこと。次回お使いくださいとのことでカードを貰いました。


食事は2人で和食と洋食一つずつ選択しました。和食の先付けは少しずつ色々あって、エビやアワビなど6種類、どれも美味しいです。次は海老進じょうの摺流し、焼きハモ、オレンジ色のソースが掛かった鰆と鰤の叩きに山芋と岩海苔の掛かったもの、ウニ乗せ茶碗蒸し、どれも上品な味で美味しいです!メインの和牛トマトすき焼きが美味しかったです。
 洋食もアミューズのオマール海老のピンチョス、前菜のサラダに入っていたサーモンやキャビアも美味しく、メインの和牛ステーキも分厚く量もあり、柔らかくて美味しかったです。
デザートのアイスは2段で、上に乗った螺旋のチョコが特に美味しかったです。紅茶はポットで出てきました。可愛い和菓子も3品ついていました。 響17年やジョンウォーカーキングジョージ5世など普段飲めないお酒も飲んで、お腹いっぱいです!


食後に吉永小百合と天海祐希の主演の映画「最高の人生の見つけ方」を見ました。隣は「ジョーカー」「ジェミニマン」です。
席が空いているのでベットは隣の席で用意してくださいました。フラットで西川のマットレスAirが敷いてありとても寝心地が良くて暖かいです。ゆっくり寝られたので目が覚めたら到着2時間前!フライトが短く感じました。抹茶を入れてもらいました。これも美味しいです。


朝食は洋食がエッグベネディクトで、上にはトロッとした卵黄に薄く卵白がコーティングされたのが乗っています。付け合わせのキノコも美味しく、苺のパン、ヨーグルトに乗せるリンゴジャムも美味しかったです。紅茶はダージリン。カボスのジュースも爽やかです。お腹いっぱいですがフルーツも頂いてしまいました。和食は金目鯛の焼き物、お粥、海苔などで、ほんとにどれも美味しかったです。

シカゴ現地時間午前6時40分頃着。空港内ではコロナウイルスの懸念でANAのCAのみ全員マスクをしていました。
一番に降りられたのにスマホを忘れて戻りました。
エスタの手続きをして入国審査終え、荷物のターンテーブルのところに行くと係員さんがスーツケースとスマホを持って待っていてくれました。

ユナイテッドのお客さんだけは荷物を預け替え、そのままチェックインできるようですが、私たちはコパ航空なので制限エリアを出てコパのカウンターへ。まだ開いていなくて午前10時半からとの事。
スーツケースを持ったままカウンターの前の椅子に座って待ちます。USBの差し口があったので充電できました。外は雪景色マイナス10℃で、試しに出てみたらやはり寒かったです。


コパ航空の受け付けが午前10時50分くらいに開始。受付の並びに入る前に列ができていてそこで左右に振り分けられ、しばらく待ってカウンターに聞くとビジネスは別の列があったのにと言われました。振り分ける係員のお姉さんが間違ったみたいです。

羽田で発券された4枚のボーディングパスをホッチキスで止めたものを持っていましたが、ここで新しいチケットが出ました。荷物のタグも交換して付けられました。荷物はサンホセでピックアップします。

出国審査をしてゲートを確認してからユナイテッドのポラリスラウンジに行こうと思いましたがターミナルが違って遠いので諦めて隣のM7ゲートにあるエールフランス・KLMラウンジにプライオリティーパスで入りました。広くてゆったり座れます。飲み物とサンドイッチ、アルコール、ヨーグルトなどありました。エールフランスの紅茶は種類がたくさんあって一つ飲んでみました。布のティーバックで美味しかったです。

コパ航空は出発1時間前にゲートに来るよう書いてあるのでM8ゲートへ行き搭乗。
一番前の席です。フットレストがありません。モニターも1人ずつはなくて天井や壁にあります。シートの広さはまあまあですが背もたれのリクライニングしかありません。ただシートが低いので足が床について楽でした。


飲み物のリクエストを聞きに来た男性のCAさんが日本語を少し話しされます!機材トラブルでしょうか、なかなか出発せずドアが開いていて寒いです。30分遅れで出発しました。

パイナップルジュースもナッツも美味しいです。ビールはアトラスというパナマ産です。ランチの前菜のツナとトマト、メインのステーキは分厚くて味もいいです。付け合わせのキノコやポテトも美味しいです。アイスはチョコかストロベリーです。
映画は気がついたら始まっていて英語とスペイン語ですがスーパーマンをコミカルにしたみたいな映画「シャザム!」(主演はドラマCHUCKの主役)で何となくあらすじもわかって面白かったです。
※ホテルのテレビでもやってました。

パナマが近づき外を見ていると海にたくさん船が停泊していました。運河の通過待ちの船でしょうか?
パナマ・トクメン空港に到着。シカゴを30分遅れで出発したのに定刻より10分ほど早く着きました。コパ航空は定時運航率が高いそうで助かります。
降りて乗り継ぎゲートを探します。中米同士の乗り継ぎは国内線と同じようにゲート移動だけで簡単に乗り継げて便利です。
お土産店や免税店が並んでいます。パナマゲイシャを売っていたので見てみましたが、259gで75ドル!高いです。

最後の乗り継ぎの待ちで、コパクラブ・ラウンジに入りました。人が多いですが広いので座れました。フルーツや菓子、コーヒーコーナーなどありました。

パナマからコスタリカへの便は定刻より30分程早く着きました。入国審査は結構混んでいます。係員に15日以内に中国に行っていないか聞かれました。今回は北京経由でなくて本当に良かったです。
荷物を取って出口に行くとガイドさんがボードを持って待っていてくれました。大きい車に2人だけです。ホテルまで25分ほどでした。


ホテルバルモラルはゴジツアーのデスクのあります。

ツインベットで広くて荷物も広げやすく、デスクもゆったりしています。シャワーは固定式です。洗面台も広めで物を置きやすいです。シャンプーとボディーソープがあります。シャワーが水です。深夜だからでしょうか。翌朝にはお湯が出ました。
2月16日(日) …サンヘラルドデドータ

朝食は込みで、ホテルの1階のレストランで食べます。広々していて緑がいっぱいです。日本人のグループもいます。スクランブルエッグ、ベーコン、パンケーキ、フルーツなど食べました。オムレツはその場で作ってもらうのですが混んでいたので次回にします。コーヒーを飲んで部屋に戻り荷造り。チェックアウトしてフロントでゴジツアーのお迎えを待ちます。ゴジツアーのデスクにはまだ誰もまだいません。

午前10時にガイドさんがお迎えに来られました。山添さんという方です。

同じツアー仲間は高岡の男性Hさんのみで、奥さんが黒部の出身!同郷です。
凄いカメラ(軽自動車が買えるほど)を持っておられます。「撮り鉄」ならぬ「撮り鳥」との事。仕事の合間を見て野鳥を撮るのが趣味で北海道や世界各地を飛び回っておられるそうです。


加瀬さんにお会いできるかなと期待していましたが、イッテQの撮影のコーディネイトの仕事が3日前に入りコロンビアに行かれたそうで会えなくて残念です。お正月に見た高田延彦さんのコスタリカの番組も香川照之さんの昆虫番組もゴジツアーのコーディネイトとの事。
山添さんがコスタリカの事を色々話ししてくださいます。植物は1万種、900種類の鳥類、バク、大量の姫ウミガメのアリバダなど。熱帯雲霧林なので着生植物がたくさん木に付いていて、中でもプルメリアは日本だとすごく高いそうです。ケツアールはリトルアボガドが好きだが雑食で虫やトカゲ、カエルも食べるそう。


国道2号線はパナマに続いているそうです。国境を超えてのツアーもあり特にこの時期は行ったり来たり忙しいそうです。中米では山添さんはニカラグアがいいとのこと。刑罰が非常に重いので犯罪は命がけなので治安がいいし食べ物が美味しいそうです。

山道になり霧もかかって真っ白になったりします。2007年に制定されたケツァーレス国立公園の前を通り、さらに進みサンヘラルデドータに到着。
レストランに入って昼食を取ります。ホテルのオーナー兼ガイドのアレックスさんの奥さんの店だそうです。
テラスに行くと目の前の木に餌台があってたくさん鳥が来ています。ドングリキツツキ、ホノウフウキンンチョウ、地味なコスタリカの国鳥のバフムジツムギ(コスタリカ全土で見られ、種をまく時期に綺麗な声で鳴く)、アカエリシトド、足の付け根が黄色いクロキモモシトド、ウイルソンアメリカムシクイ、ウスズミハナサシ(フラワーピアサー)など。軒先の蜜壺にもハチドリがしょっちゅう飛んできて蜜を吸っていました。上空を珍しいツバメトビ(スワローテイルカイト)が飛んでいました。

リスも来て餌台まで上がって鳥の餌のバナナを横取りしていました。リスが来ると鳥が寄り付きません。

山添さんの服にコスタリカスモール5と書いてあります。
加瀬さんがアフリカのビック5に対抗してコスタリカスモール5と名付けだそうで、アカメアマガエル、なまけもの、ケツァール、モルフォ蝶、グリーンバジリスクを指すそうです。前回なまけものとモルフォ蝶、グリーンバジリスクを見ているので、ケッツァールとアカメアマガエルが見られますように。


昼食はカサードという盛り合わせでメインは4種類から選べて、お勧めはマスとのこと。マスと牛肉をそれぞれ選びました。どちらも美味しいです。

食後、今夜の宿のMiriams Lodgeへ行って休憩します。
森の中にロッジがあり、私たちのロッジはベットがたくさんあって6人泊まれます。冷蔵庫やテレビ、電話はありません。トイレとシャワー、洗面所はあります。自然の中でゆったり過ごすのにはとても良いところです。でも山の中なのでネットが繋がりません。グローバルWi-Fiもダメです。

夕方ユニクロのライトダウンを着て少し暖かい格好をしてカメラ、三脚一脚、双眼鏡を持って出発。水が欲しいと思い売店に寄ってもらいました。こちらもアレックスさんの店です。

ケツァール観察の夕方のポイントは3箇所あるそうです。1箇所目、2箇所目はいなくて3箇所目に行くとたくさんの人が森の方を見ていました。
ケツァールの巣穴があるそうで、尻尾だけが出ています。キツツキの穴を利用して巣にしているそうで小さい真ん丸の穴です。しばらくすると穴から出てきて近くの木にとまりましたが木の枝の陰で全身は見えません。その後また巣穴に入って行き、観察していた人たちはほとんど帰って行きました。
ガイドのアレックスさんは「平均すると午後5時45分が最終だからもう一回出てくる」と。
待っていると本当に出てきて今度は全身綺麗に見えました!
クリッとした瞳と黄色い小さいくちばしでかわいい顔をしています。鮮やかな緑色の頭と背中と翼に、真っ赤なおなか。緑の2本の長い尻尾が風になびいて素敵です。こんなに綺麗に見られるなんて感激です!
ゴジツアーとアレックスさんに感謝です。
アレックスさんがスマホを望遠鏡に当てて手慣れた様子で綺麗なケッツアールの写真を撮らせてくれました。
引き延ばしてもすごく綺麗です。
メスのケツアールが飛んできてそばの木にとまりました。メスはオスより地味で尻尾も短いです。こちらも綺麗に写真を撮れました。オスは交代で森の寝床に飛んで行きました。


夕食はまたアレックスさんの奥さんの店です。
メインはそれぞれマスと鶏にしました。ガチョピントも美味しいです。食後、Hさん、山添さんと歩いて帰りました。真っ暗ですが逆に満天の星空を見ることができて良かったです。


シャワーは天上からのタイプです。ほとんど汗もかいていないし疲れたのでシャワーはパスして寝ました。夜は少し冷えるので予備においてある毛布を足して掛けて寝ました。

2月17日(月) …サンヘラルドデドータ-サラピキ

午前5時半、今日もケッツアール観察ツアーに出発。アレックスさんのお迎えで山添さん林さんと出発。
レストランの前でサンホセからの日帰りツアーの2組の家族と合流して観察ポイントに向かいました。
ポイントの手前に車を止めて少し歩きました。2家族はどちらもアメリカ在住とのこと。
もうたくさんの人が集まっていました。30人くらいはいるでしょうか。しばらく待っているとオスのケツアールが木々の生い茂った谷から私たちの頭上の木に飛んできて止まりました。次に谷の繁みに降りて行き毛づくろいを始めました。暫くして今度はU字にカーブした道の近くの木にとまりました。メスも飛んできて電線に止まった後同じ木に止まり、メスが飛ぶとオスも後を追って飛んでいきます。私の頭のすぐ上を飛んでいく様子をスマホの動画で撮れました。飛ぶのはあまり上手ではないですがとても綺麗でした。やがて山の方に飛んで行って見えなくなりました。車の所に戻る途中、ハチドリが木に止まってチッチトと鳴いているのも見られました。背中が黒くて頭のてっぺんが赤くお腹が黄色いウイルソンアメリカムシクイもいて、正面から見た顔がとても可愛いです。


レストランに戻り日帰りの皆さんと合わせて11人で朝食をとりました。テラスには今日も鳥がたくさん来ています。

アレックスさんに宿まで送ってもらい荷物を積んでレストランに戻り、車を乗り換えて出発。
今日はサラピキのピエレーラ自然保護区に向かいます。途中工事をしていて時間がかかりました。工事現場を抜けて広い道に出て、また車を乗り換えました。
運転手さんに聞くとここから3時間かかるとのこと。熱帯雲霧林の森が続き、霧がかかるところもありました。サンホセの郊外をかすめて北上し、午前11時40分ピエレーラ自然保護区の「ピエレーラ・エコロジカル・ロッジ」に到着しました。


緑いっぱいの敷地の中に広い屋根付きテラスがあり、目の前の木にいろんな色の沢山の鳥が止まって餌のバナナをつついて賑やかにさえずっています。こんなにたくさんの野鳥は見たことがありません。水色のソライロフウキンチョウ、コンゴウクイナ、コシアカフウキンチョウ、ズグロミツドリ、ミドリインコ、ヤシフウキンチョウ、デッキの軒につるした蜜ツボにもたくさんハチドリが蜜を吸いに来てホバリングしたりブンブン飛びまわって頭の上をかすめていったりします。

しばらくするとゴジツアーの別の家族1組も到着。こちらもアメリカ、サンディエゴ在住。英語がペラペラでとても人懐っこいお子さんです。

部屋は別棟のロッジの二階で4人部屋です。結構ワイルドな感じですが、コンセントもあり棚もあって充電もしやすいです。
テラスにハンモックやソファーもあって緑いっぱいの景色をゆったり見たれます。シャワールームは広めです。天井からのタイプです。洗面所は棚があって物が置きやすいです。シャンプーや普通の大きい石鹸の他にチョコレート色の石鹸がありました。使ってみようと思っていたのに使い忘れて残念でした。


昼食はライス、チキン、焼きバナナ、サラダ、ハヤトウリの入った温野菜の盛り合わせ、豆、パイナップルジュースなどで豪華で美味しいです。

オーナーはウイリアムさん、奥さんはクリスタルさんです(家族経営、部屋は2部屋のみ)。
シロヘラコウモリが見たいというとウイリアムさんが少し雨が降っていますがお構いなしに案内してくれます。
まずはロッジの外壁に止まっている茶色いハナナガサシオコウモリを見せてくれました。均等に並んで止まっています。その下の箱の中にいる蛇も。次に植物をかき分けて森の中に入り折りたたまれたバナナの葉っぱの中にいたシロヘラコウモリを見せてくれました。8匹くらい身を寄せ合って止まっています。大きさは3~4センチ。真っ白でフワフワの毛糸のボンボンみたいで可愛いです。黄色い耳も見えましたが眠っていて顔は見えません。次はヨタカ(フクロウ)が地面にじっと座って寝ています。あちこちにカカオの実が生っていました。


テラスに戻るとクリスタルさんがチョコ作り体験させてくれました。先ずはカカオの実を半分に割って中の生のカカオの実を食べてみてと言われました。実の回りの白い幕だけ食べると美味しいです。うっかり真ん中の硬い所を噛むと苦い!これがチョコの原料です。次に1週間発酵させたカカオを炭火で焙煎し砕いたものが置いてあります。これをすりつぶす機械に入れて手回しですり潰しました。結構力が要ります。すり潰されたチョコを集めってクッキングシートに乗せ、好みでパウダーのミルクや砂糖を入れてもう一度すり潰します。私たちは3つに分け、カカオ100%、ミルク入り、ミルクと砂糖入りを作りました。それぞれクッキングシートに乗せて長方形に畳んで押して伸ばして板チョコの完成です。冷蔵庫に入れて冷やしておいてくれます。

テラスにはお土産コーナーがあり、民芸品やチョコ、コーヒーも売っています。コーヒーは125g5ドルです。

トゥカン(ニショクキムネオオハシ)が鳥の餌用に積んであるバナナの所に来て食べていました。結構近いです。くちばしが大きくてきれいです。ゆっくり食べて飛んでいきました。

クリスタルさんが園内を案内してくれました。
散策を始めようとするといきなりテラス前の餌付けの木にグリーンバジリスクがいてバナナの皮を食べていました。結構大きそうですがまだ子どもだそうです。しっぽが黒と緑の縞々模様です。


さっき見たシロヘラコウモリをもう一度見に行きます。木に触れると移動してしまうので触らないように気を付けて見ます。
アカメアマガエルがいるところに案内してもらうと水を張った大きい桶があり、その上の木の葉に卵がありました。モリアオガエルと同じ様に孵化すると水に落ちるようになっていって桶の中にオタマジャクシがいっぱいいました。木の葉にアカメアマガエルがいるのを見つけましたが、寝ていて黄緑色のかたまりにしか見えません。
クリスタルさんが起こして木の枝に乗せてくれたので手足を伸ばし、鮮やかな赤い色が見えました。
次にヨタカを見に行くと今度はもう一羽いました。落ち葉の上にいて本当に見つけにくいです。
マダラヤドクガエルやイチゴヤドクガエル(ブルージーンズ)もいました。


このロッジでは蝶のサナギを海外に輸出しているそうで森のあちこちにネットが貼ってあり、その中に幼虫がいます。木によって蝶の種類が違うそうです。枯葉の様に茶色で擬態しているものもいました。蚊帳で仕切ったエリアに蝶がたくさん飛んでいます。モルフォ蝶やフクロウ蝶やその他色々いました。サナギが綺麗に並べてあるボックスもあります。

森の端っこの高い木の上にミツユビナマケモノがいました。残念ですが顔をうずめて眠っていてピクリともしません。

部屋に戻って休憩。

夕食は大きいボールに入った具沢山のスープです。骨付きの肉やタロイモ、コーンなど入っていてどれも大きくてワイルドですが美味しいです。白ご飯とジュースが付いています。
夕食後ナイトツアーに出発。クリスタルさんが懐中電灯をそれぞれ持たせてくれて案内してくれます。アカメアマガエルの子ども、蝙蝠、キイロフウキンチョウ、ハキリアリの行列、ポッサムなど見られました。


部屋に戻ってシャワーを浴びます。天井からのタイプですが、細いホースがあってそれを使うと洗いやすかったです。水しか出ませんが気候が暖かいので何とか浴びられました。ドライヤーは無いので自然乾燥です。部屋は結構隙間があって虫が入ってこないか心配でしたが蚊はいません。そのかわり洗面所に金色のコガネムシがいました。寒くはありませんが予備の毛布も置いてありました。

2月18日(火) …サラピキ-コーヒー農園-サンホセ

朝6時に起床。園内を散策してみます。牛小屋の2階には、ケースに入った蛇、バジリスクの子ども、バジリスクの餌にするゴキブリなどいます。5センチくらいの大きいゴキブリもいました。子どものバジリスクに小さいゴキブリをやって見せてくれました。

そのあとアカメガエルの所に行きましたが親は見つけられませんでした。
昨日ミツユビナマケモノを見たところに行くと今日は少し居る場所が変わっています。しばらく見ていると目を覚ましたので起きている写真を撮ることができました。その後また寝てしまいました。


ロッジに戻り朝食です。自家製チーズとトルティーヤ、焼きバナナ、ガチョピント、スクランブルエッグ、フルーツ、ジュースなどありました。チーズはさっきの牛小屋のミルクで作ったそうでヨーグルトも作っておられました。コーヒーはウイリアムさんの手作りのスタンドでクリスタルさんが入れてくれました。

食後クリスタルさんが昆虫を見に行こうと声を掛けてくれました。小雨が降っているのでポンチョを貸してくれます。遊歩道のふちのバナナの葉が閉じかけていたので見ると昨日はいなかったシロヘラコウモリがいました!今日は起きていて顔も見えます。鼻が豚みたいですがつぶらな目でかわいいです。起きているのでライトを当てるのはかわいそうだったので葉っぱの緑色が映ってコウモリも緑色です。
次に昆虫の小屋に連れて行ってもらいました。たくさんのゲージがあっていろんな昆虫がいます。一つ一つ開けて説明してくれます。金色、銀色などいろいろな蝶のさなぎ、タランチュラ、ナナフシ、カマキリなど。モルフォ蝶のサナギは緑色の木の実みたいです。大概のサナギは1個1ドルですがモルフォは10ドルと高値で売れるそうです。
小屋を出て昨日行った仕切られた所にいくと昨日見たサナギが羽化していてとても綺麗です。緑の蝶はクリスタルさんのお気に入りだそうで特に綺麗です。またマダラヤドクガエル、ブルージーンズ(イチゴヤドクガエル)も何度も見られました。
テラスに戻るとゴジツアーのドライバーさんが来ています。
部屋に戻り荷造りしてテラスに行きました。クリスタルさんが自家製のヨーグルトにカットパイナップルを入れて出してくれました。
クリスタルさんもウイリアムさんもとてもいい方で本当に楽しい時間を過ごせました。お礼を言って出発。私たち2人だけです。

今日はスターバックス農園、ドカ農園、ブリットコーヒー農園の3カ所を回ります。
出発してしばらくすると15年間に宿泊したセルバベルデ・ロッジの前を通りました。更に走っていくと川沿いの山あいに入って行きました。途中、Catarata de La Pazという大きな滝があり、観光客も結構いました。渓谷が深くなっていき景色も雄大で綺麗です。

人里に出て12時ころスターバックス・ハシエンダアルサシア農園に到着。
スタバの世界で一つだけの直営農園です。
運転手さんと45分後に待ち合わせして中に入ります。とてもお洒落で観光施設になっています。ガイドツアーもあって何人かガイドさんとコーヒーの苗を見て説明を聞いていました。私たちはあまり時間がないので食事と買い物だけにします。山側にも谷側にもコーヒーの畑があって谷側には滝が見えました。建物は入り口も谷側も大きく空いていて風が吹き抜けていき結構肌寒いです。真ん中に受付があっていろいろなサンドイッチやケーキなど並んでいて食事と珈琲を注文します。私たちはスープ(4000コロン)、パンチェッタサンド(4000)、ハムサンド(3200)、コーヒー(クローバーホットショア、2300)、ラテ(2200)を注文しました。窓側の席に座り、綺麗な景色を見ながらくつろいで頂きます。どれも美味しいです。コーヒーはポットなのでお代わり出来てお得です。ただ風がとても強いので紙ナプキンが飛んで行ってしまいました。


コーヒーの大きな焙煎機があり、豆やグッズが売られています。豆は250g入り9700コロン、17ドル(約1,900円)です。

ここで唯一いた日本人の女性が声を掛けてきました。偶然近所の人で一人旅をしており、松坂屋側のスタバでバイトしていたそうです。今月そこが閉店になり松坂屋の中にオープンする地元情報を教えてもらいました。
後日、3月に帰国すると聞いていたのでラインをしたら新型コロナの影響でソウル経由の便が欠航になりニューヨークで数日足止めされましたがカナダ経由で無事帰国で来たとのこと。


次に伝統あるドカ農園へ。
車で5分ほどの道沿いにショップがありました。ドカとは書いてなくて「La Casadel Café」と看板が上がっています。農園ガイドツアーの入口はもっと西の方ですが、3カ所回るのでコーヒー豆が買えたらいいと伝えたのでこちらを案内してくれたようです。あまり広いお店ではありませんが、入り口で軽食やコーヒーを注文するカウンターがあり、奥にコーヒー豆など置いてありました。一杯2ドルのコーヒーを注文して飲んでみました。ハウス(ライトロースト)、ブレックファスト(ミディアムロースト)、フレンチ(ミディアムロースト)、ピーベリー(ミディアムロースト)、スプレッソ(ダークロースト)、デカフェ(ミディアムロースト)など種類があってどれも豆、粉ともに350gで9ドルです。
テーブル席、カウンター席、テラス席があり、目の前にコーヒー園が広がっていて眺めもいいです。コーヒー豆のお菓子もあり、チョココーティングのお菓子は3ドルでした。

何を買えばいいか悩みましたが、フレンチローストを買いました。帰国して飲みましたが、もう少し朝煎りでもよかったかも。でもカフェオレにするととても美味しいです。

外階段で下に降りるとお手洗いがあり、前が道になっていていろんな花が咲き乱れていて綺麗でした。

最後にコスタリカで最も有名なブリットコーヒーの直営店です。
ショップもカフェも広く建物も立派です。

340g入り910円ですが5パック買うと1パック無料になるので実質760円くらいです。種類が多くて迷いましたが、ミディアムローストのTarrzuとモンテベルデというのを買いました。ココナッツ味のコーティングチョコ(1パック820円)、テトラ型の包に入ったコーティングチョコ20個入19.9ドル(2370円)(1個当たり118円)と大きい買い物袋一つ(1ドル)も買いました。

サンホセの市内は盆地で坂が多く中心に向って下って行きました。渋滞も結構あります。ホテルに到着。運転手さんにチップを20ドル渡しました。

チェックインして奥のゴジツアーのデスクに行き女性従業員さんとお話し、加瀬さんへのお土産の蕎麦を言づけました。
スーパーやお薦めの店を教えてもらって近隣のマップも貰いました。

Masxmenosというスーパーを下見して営業時間を聞くと夕食後でも間に合いそうなのでもう一度来ることにしました。
中華料理の「皇朝」(WONGS)に行きます。広い店でまあまあお客さんが入っています。
麻婆豆腐と七彩牛肉、水とビールを注文。日本での麻婆豆腐と違ってあっさりしていて具もいろいろ入っていました。七彩牛肉も名前の通り野菜たっぷりです。どちらもかなり量が多いですが、生姜が効いていて美味しかったです。


帰りにスーパーで国民的な調味料「LIZANO Salsa」というサルサソースを買ってみました。1本880コロンです。帰国してから食べてみましたが辛すぎず美味しいです。 空港ではかなり高かったです。しかしコーヒー豆は農園が最も安いです。

ホテルに戻りシャワーを浴びましたが、カーテンが短くてトイレの前にまで水が飛んで困りました。1泊目の部屋では大丈夫だったのですが。

 

2月19日(水) …サンホセ-パナマシティ

午前6時起床。午前7時過ぎホテルバルモラルの朝食を食べに行きました。結構混んでいます。今日は具全部入りのオムレツを作ってもらいました。

荷造りして午前8時15分チェックアウト。
フロントで「冷蔵庫の水を飲んでいます」と言われました。外で買った同銘柄の空のボトルをゴミ箱の横に置いていたので間違われたのでしょうか。説明しても納得してもらえなくてゴジツアーの人にお願いして説明してもらったので助かりました。前に泊った人が申告しなかったみたいです。


午前8時半、道路は今日も時々渋滞しましたが午前9時20分サンタマリア空港に到着。

コパ航空のカウンターではもう受付していました。最終目的地を聞かれました。シートは21のAとC です。機材が変わったからBが空いているのでしょうか。出国審査も手荷物検査も空いていました。お土産店でナマケモノの絵ハガキを買いました。1枚1.5ドルです。
ブリットコーヒーを売っていたので値段を見ましたがやはり直営ショップの方が少し安いです。スターバックスもカフェでハシエンダアルサシア豆を売っていますが値段が書いてありませんでした。


ゲート8近くのVIPサンタマリアラウンジに入りました。空いていてかなりゆったりしています。座った席では充電はできませんでした。コーヒーと軽食を取りました。

コパ航空は今回もゲートに行く時間を1時間前と書いてあります。定時運行はこれのお陰でしょうか。
ゲートでも係員に最終目的地を聞かれました。新型コロナのせいで厳しいのでしょう。満席です。乗ってみると席はABCです。後でBの人が来たので通路側のCに代わってもらいました。受付カウンターでは並びにまでは配慮してくれなかったんですね。定刻より早く出発しました。ドリンクとサンドイッチのサービス。

パナマ到着前に左側の席だったので窓からパナマ運河が見えました。新市街の高層ビル群も見えます。大都会です。
到着も定刻より早いです。時差は1時間。入国審査も空いていました。両手の指のサーチと顔のカメラ撮影がありました。帰りのバウチャーの提示と宿泊ホテルを聞かれました。


入国するとタクシーの呼び込みが沢山います。どれも同じ料金表を持っていて事前に料金を提示されます。
シティーまで35ドルでカードは使えないとのこと。ATMの場所を教えてもらってお金を降ろして乗りました。
黄色のタクシーではなく紺の乗用車でしたが他のドライバーとみんな仲間のようなので大丈夫そうです。荷物も多いので料金はこんなものかも。とてもいい天気です。
途中パナマ・ビエホの建物のてっぺんだけ森の上に見えました。高層ビル群が立ち並んでいて斬新な建物もありました。

午後2時25分ホテル「ダブル・ツリー・バイ・ヒルトン」に到着。
まだ午後3時になっていないからか、「チェックインはコンピューターで受け付けないので待って」とのこと。目の前のテーブルで待っていたのですが、団体さんが来て受付が始まり、15時前なのに個人のお客さんの受付を始めたのでその人たちの後に並んでチェックインしました。


部屋は広くてツインベットが2つありました。コーヒーや紅茶、電気ポットはありますが水はありません。冷蔵庫は空です。広めのデスクにコンセントが2つあって充電しやすいです。ベッドの間の脇机にもコンセントがありました。TV、アイロンはありますが、ドライヤーはありませんでした(予約票にはあるとの記載)。洗面台も広く、アメニティーも揃っていてコスタリカではなかったティッシュもありました。シャワーは天上固定ですが仕切りはきちんとしています。

街に出てみます。右手に白くて細工の素敵なIglesia Nuestra Sra. del Carmenという教会がありました。ホテルの横のビア・スペイン通りを進むとじきに地下鉄の「Iglesia del Carmen」駅の入り口があります。
 そのまま進むとスーパー「REY」がありました。結構大きいです。ジャンセン農園のパナマ・ゲイシャの豆があったので買ってみました。パナマのチョコ「ORO」の60%も買いました。パッケージはトゥカンやオウムの絵が描いてあって綺麗です。後で気が付きましたが、2種類のうち1種類はトウガラシ入りです。
クレジットカードが使えました。買い物袋は有料の様だったので持ってきた袋に入れました。


地下鉄「Via Argentina」に行きメトロのカードを買おうとしてどの機械で買えばいいか迷っていると、駅の男性係員さんが声を掛けてくれました。暫く東京に行っていたことがあるそうで英語と日本語ミックスで買い方を教えてくれました。更にオフィスに連れて行ってくれて路線図をくれました。とても感じのいいひとです。改札は2人で1枚を使えるとのことで付き添って教えてくれました。

地下鉄は5分間隔くらいできます。扉が閉まるのが早くて挟まれそうになりびっくりしました。次からは急いで乗ります。
終点の「Albrook」(アルブルック)まで行き、陸橋を渡って、バスターミナルへ。物凄い台数のバスが止まっています。更に横断歩道を渡って隣の中南米一と言われるアルブルック・ショッピングセンターに行きました。
 疲れたのでまずはアイスクリームを食べました。モールは2階建てでとにかく広くて店も多く、それぞれの店の奥行きもあって面積が広いです。広場には回転木馬があり、フードコートも広いです。


一番奥の「スーパー99」に行きました。ここにもジャンセン農園のパナマゲイシャの粉のパッケージがあったので買いました。中米産のチョコも大量に買いました。
お土産を結構買って荷物が多くなったので向かいの店で布製のスーツケース(約3,500円)を買いました。何店か見ましたがここが一番安かったです。


夕食するところの候補をいくつか調べていましたが、疲れたのでモールの2階にあった「Oh toro ramen&sushi」という和食の店に入り、ラーメンを食べました。本格的で結構おいしかったです。

地下鉄に乗ってホテルに戻り、シャワーを浴びました。ドライヤーが無くてちょっと困りましたが遅い時間だしフロントに言うのも面倒で自然乾燥しました。

2月20日(木)…パナマシティ

午前7時、ダブル・ツリー・バイ・ヒルトン1階のレストランで朝食を食べました。スクランブルエッグ、丸いジャガイモの揚げ物、トマト、キュウリ、レタス、ピクルス、ハム、チーズ、パン、ヨーグルト、フレーク、オートミールなどありました。

午前8時にチェックアウトし、フロントで荷物を預かってもらい、メトロでアルブルックへ。バスターミナルで係員にミラフローレス閘門行の乗り場を聞いて行くと、出発時間が午前8時半ともうすぐです。メトロカードでの支払いのみですが、待っている人に聞くと0.25ドルとのこと。往復を考えると足りないのでチャージしたいというとそのお客さんがチャージ機まで案内してくれました。
0.25ドルを2.5ドルと間違って5ドルもチャージしてしまいましたが。0.25ドルとはほんとに安いです。
ミラフローレス閘門行きのバスは少し遅れてきましたが、20分ほどで終点のビジターセンターの目の前まで行きました。9時開館と資料にはありましたが9時前でも開いています。入場料は博物館も込みで一人20ドルです。モーガンフリーマンのナレーションのシアターは別料金です。20ドルのチケットを買ってエスカレーターで上に上がります。2階にはお土産コーナーがありました。3階でいったん屋外に出て前にある建物に入って入場券を通して中へ。エレベーターで一番上まで上がって展望階に着くともう手すりには人がたくさんいてなんとか隙間を見つけて運河を見ます。

ちょうど船が入ってきました。アメリカの高速戦闘支援艦US・NAVALシップ・アークティック号です。ほんと幅いっぱいのサイズです。船の後ろの水門が閉じて少しずつ水位が上がっていきます。水位の上昇とともに戦艦もだんだん上がって行きました。前方の運河と同じ水位になって前の水門が開いてゆっくり進んで行きました。運河の両脇に線路があって日本製の電気機関車が走っています。運河の幅ぎりぎりに船が進むのでこの電気機関車で引っ張るそうです。前に2台後ろに1台いて反対側のもいます。通行に30分くらいかかったでしょうか。目の前には2本の運河が見えますが、遠くに新しくできたもう1本の運河を通る大きなタンカーが見えました。こちらよりだいぶ標高が高いです。タイムラプスとかにすると面白いでしょうね。人が多いので三脚は立てにくいですが。知らない人同士でも写真の撮り合いっこしてくれるので記念撮影しやすいです。

下の階に降りてみます。1階の入り口の左側に博物館の入り口があり、チケットを通して入りました。5階まであったエスカレーターで順に上がっていきます。1階は運河建設の歴史について展示してあり、始めは人海戦術で大変な工事だったことがわかります。手回しで水門のミニチュアを開け閉めするところもあり子どもたちが回していました。電光掲示板のある指令室や運河の通航の様子が早回しで見られる操縦席もありました。ミニ水族館や昆虫の標本の展示などもありました。体内の水分量を測る装置でしょうか、結構人が並んでいて結果を見て大笑いしていました。

博物館を出て2階の展望室に行くとスタンド席があって座って運河を見られます。「KOTOWA」というカフェもありました。レストランは時間が早いからだと思いますが閉まっていました。

タクシーの運転手さんたちが客待ちしていますが、もったいないのでバスで帰ります。
バスの時間を係員に聞いているとちょうどバスが来ました。暫く待って出発。乗客は3人だけです。終点のあるブロックで下車。
昨日買ったスーツケースにはTSAロックが付いていないので、モールのスーツケースのお店に行き5ドルでTSAの南京錠を買いました

メトロに乗って5 de Mayo駅で下車。
世界遺産の街カスコ・ビエホに向かいます。出口にいたタクシーにカスコ・ビエホまでいくらか聞くと3ドルとの事なので乗りました。エアコンが付いてなくて暑かったですが、歩くことを考えるといいです。カスコ・ビエホの中心のカテドラル前で下車。桜のようなピンクのきれいな花が咲いた大きな木があり綺麗な広場です。

カテドラルは外観も重厚な感じで彫刻も綺麗です。入場は無料で、中は最近修復したようで祭壇のフレスコ画や大理石の柱や細工がとても綺麗です。両側の沢山のステンドグラスも素晴らしいです。

次にサン・ホセ教会に行きました。入場無料です。カテドラルより狭いです。
修復はしていないようで敵の襲撃を漆喰で塗って隠して守ったという黄金の祭壇は細工も細かく豪華でした。祭壇の右手の部屋に進むと木製の聖人の像があり更に奥の部屋にはキリストの生誕から一生の様子を再現したジオラマがあり圧巻でした。

サン・ホセ教会から海岸に向かってA通りを東に歩きました。途中の道は両側にテラスのあるお洒落な建物が並びお土産店やカフェ、レンガ造りの歴史を感じる美術館などありました。パナマ帽ばかり売っている店もありました。海沿いまで行くとスロープがあってブーゲンビリアの咲いているお土産店の通りが続いています。カラフルな布やナンバープレートなど売っていました。海の向こうには新市街の高層ビル群が見えます。

パナマゲイシャの飲めるカフェ「Bajareque Caffee House」に行きました。
小さな店ですがエリダコーヒー農園オーナーのカフェで空いていてゆっくりできました。マグカップのコーヒーは2種類でエスプレッソゲイシャとカツアイナチュラルを注文しました。一緒にエンパナーダを2種類頼みました。
マグカップは大きくてなみなみと入っていました。カツアイがとても美味しかったです。ゲイシャは、最初は??と思いましたが、飲んでいるうちに美味しくなってきました。熱い時より少し冷めた方が味がよくわかります。フローラルな香りで、味も普通のコーヒーとは別もののようです。この店はエリダ農園は2018年2019年のパナマゲイシャの品評会の優勝農園です。

トイレに行く時、店の奥に焙煎機が見えました。豆も売っています。ゲイシャは120gで35ドル、カツアイは250gで12~3ドルくらいでした。ゲイシャは高いので無理でしたが、カツアイを買えばよかったと後悔。エンパナーダはパサパサしていて飲物がないと厳しいです。

カフェを出て海沿いを北に歩いてみます。綺麗な公園になっていてここにもブーゲンビリアが咲いていて、対岸の高層ビル群が見えました。
中央広場に戻り、タクシーを拾おうと思いましたが、メトロの駅まで15ドルだというので他のドライバーに聞くと、行き先を聞いてさっきのドライバーに声を掛けに行こうとしたのでやめて、少し歩き流しのタクシーに聞くと5ドルとの事なので乗って駅まで行きました。
行きよりは高いですが今度は冷房が効いて快適です。5 de mayo駅からメトロに乗ってホテルに戻りました。預けていた荷物を受け取り、ホテル前にいるタクシーに空港までいくらか聞くと30ドルとのことでした。タクシーに乗って空港に向かいます。

コパ航空のカウンターでチェックイン。ボーディングパスは成田までですが、ロス経由なので一旦ロスで荷物をピックアップして預け直しです。
手荷物検査で毛抜きが原因で調べられ、時間がかかりました。次回から注意しなくては。

コパラウンジに行くと混んでいましたが何とか空きがあって座れました。おなかは空いていなかったので飲み物だけにしました。暫くするとどんどん人が来て座れなくて席を探してうろうろする人が結構いました。

ラウンジを出てゲートへ行きます。途中賑やかな音楽がするので行ってみるとリオのカーニバルのような恰好をしたダンサー2人が踊っていました。演奏が終わると乗客と写真を撮っていたので私達も撮らせてもらいました。
ゲートエリアに入るのにも手荷物検査がありました。ビジネスクラスは16席で一番前の席です。ドリンクサービスは水かオレンジジュース。定刻前に出発しました。暫くしてナッツとシャンパンなどのサービスがありました。アメニティーはポーチにアイマスク、靴下、リップクリーム、ハンドクリーム、歯ブラシなどが入っていました。
ディナーはチキンかフィッシュで、2人で違うのにしました。前菜のスープは美味しかったのですがどちらもメインは今一つでした。
シートのリクライニングはまあまあの角度まで倒れました。フットレストはあるのですが、片方は壊れていました。お手洗いはビジネスに一カ所でした。

定刻より40分くらい早くロサンゼルスに到着。バスでの移動で入国審査の近くまで行くので歩く距離が短くて楽でした。
エスタの所は空いていてすぐ終わりましたが、入国審査の列がなかなか進まず、そのうち後から来た人たちが新しく開いた窓口に案内され取り残された感じでした。係員の誘導はいい加減だなと思いました。
入国審査をしてバゲージクレームに行くとやはりスーツケースはターンテーブルから降ろして置いてありました。
出口は1つしかないので出るしかありません。行きの時はシカゴ乗換時UAへの乗り継ぎの人だけ出口に行かず中のカウンターで手続きが出来たようだったので期待しましたが、ロスではありません。
後でネットで調べると本来なら乗り継ぎ用のバゲージドロップオフというのがあり、それらしい通路が右手にありましたが、夜遅いためか仕切りがしてあって行けませんでした。

到着のターミナルはトムブラッドレーで、乗継のUAはターミナル7です。係員に聞くと歩いて行けるとの事なので歩いて向かいます。中で繋がっていないので外を歩きましたがあまり寒く無くて助かりました。T7は端なので結構遠かったです。

夜11:30頃、UAのカウンターに着くと係員がいましたが、明日の出発の分になるので今日は受付できず、明日朝は4時オープンとのこと。
待つのにカフェなど無いか聞きましたが何もないそう。仕方なくカウンターの向かいにある椅子に座り待ちます。身障者用椅子ですが夜中なのでここで待ちます。
他にも同じ状況の人がいてイスは埋まりました。コンセントがあって充電で来たのは助かりました。

 
2月21日(金) …ロサンゼルス-成田-羽田-関空

ロサンゼルス空港、明け方結構冷えてきたのでダウンを出して着ました。カウンターオープンの少し前になると身障者用の席なのでロープを張りに係員が来ました。

午前3時50分、カウンターが開いてチェックインして出国。
手荷物検査ではボストンバッグに入れたコーヒー豆を厳重に検査されました。全部出してトレーに入れてX線の機械に通し直していました。

制限エリアに入り、まだポラリスラウンジが開いていないのでUAクラブ・ラウンジへ。広いですが、食べ物はちょっと少なめです。それでも飲み物やサラダ、オムレツなど食べました。ちょっと寒いです。

午前6時35分、UAクラブを出てユナイテッドポラリスラウンジに移動します。
席もゆったりしていてバーカウンターの飲み物もたくさんあり、ワインセラーも充実していそうです。
シャワーの予約に行く人が結構いました。私たちはレストランがあったので先に食事をすることにしました。
朝食メニューは豊富で、好きなものを注文します。ラウンジ内は無料です。
選んだスモークサーモンタワー(サーモンの上に潰したゆで卵を載せて筒状にしたもの)はガーリックトーストが付いていてトーストに乗せて食べるようです。サーモンも美味しいですが、ガーリックトーストがめちゃくちゃ美味しかったです。もう一つはハンバーガーを注文。こちらもすごく美味しいです。飲物はアルゼンチンワイン・マルベックと紅茶を頼みました。パリのDAMMANNという紅茶でとても美味しかったです。
ビュッフェコーナーの料理やデザートも充実していて美味しそうです。シャワーを予約しに行くと40分ほどの待ち時間との事でした。
順番が来ると席まで呼びに来てくれました。シャワー室は広くてお手洗いと洗面台もあります。スリッパもありました。天井からのシャワーと別に外せるシャワーホースもあって便利でした。ドライヤーが無かったのですが聞くと出してくれました。

ゲートに向かいUA32便に乗ります。CAさんは日本人です。ビジネスクラスのアメニティーはスターウォーズとのコラボです。飲物についてくる紙ナプキンもスターウォーズでした。

和食の前菜はホタテやエビ、いくら、合鴨など少しずつ色々あってどれも美味しいです。メインはひじきご飯とすき焼きでこれも美味しいです。洋食の前菜はモッツァレラチーズ入りのサラダと合鴨で、メインはベトナム風水餃子でこれも美味しかったです。

シートはフルフラットで枕も大きく寝心地が良かったです。


到着前の昼食はオムレツかカツカレーでCAさんが「カツはあまり美味しくないです」との事だったので2人ともオムレツにしました。ソーセージとポテトが付いています。途中でCAさんが「カツカレーが余ったので味見に」と持ってきてくれました。確かにカツはベチャっとしていて今一つでしたがカレーは美味しかったです。

成田に到着前、霞ケ浦が見えました。定刻より少し早く着きました。
入国審査も空いていて機械ですぐにでき、入国してJALのABCカウンターでスーツケースを預けます。MUFGアメックスカードで1つ無料で自宅に送れます。家族カードでも送れるそうです。
Wi-Fiを返却して京成の16時4分の羽田への直通の電車に乗れました。羽田に着いて第2ターミナルへ。娘たちと待ち合わせして食事。こちらでもマスクは売り切れとの事なのであげました。


搭乗手続きをしてパワーラウンジで少し休憩し、NH97便で関空へ。到着後、KIXカードのポイントを付けて、車で帰宅しました。

 

<コーヒー豆の値段>2020年2月時点
スタバ…250g入り9700コロン、17ドル、1,900円。100g 当り776円(直営)
ドカ…350g入り9ドル。100g当り286円(直営)
ブリット…340g入り約9ドル。6個買えば100g当り224円(直営)
ジャンソン・ゲイシャ…100g当り14.1ドル、649円(パナマの「スーパー99」)


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